ヨミんち|刈谷市|カウンセリング・ヨガ・料理教室・ファスティング

電話番号080-9726-1558
メニュー

ブログ

2022/09/25

期待しない生き方

★期待しない生き方★

素直な気持ちを抑え込むと、どうしても、やる気などの感情が萎えてしまいます。

★我慢や諦めは、無感情に繋がる★

最初から期待しないという考え方を持つと、それは期待に含まれる望みや願いを、我慢して抑え込むとか、諦めて気にしないようにするという、どちらかの方法となります。

結果的に、自分の感情を抑え込むことに繋がるので、無感情になってしまうのです。
すると、何かを成し遂げたくても、熱意ややる気などが出なくなり、結果的に感情がなくなってきます。

ポイントは、
気持ちを抑え込むのではなく、期待する気持ちが自然と減るようにすることです。

★期待とは★

⚫︎受動的なスタンス、受け身である。
「期待する気持ちが自然と減るようにすること」と言われると、まるで「希望」や「望み」で「求めない」「失くす」事と捉え、行動が止まったり、辛くなったりします。

そう捉えるのではなく、受動的な「待つスタンス」の期待を無くして、積極的に自分で「取りに行くスタンス」の期待に切り替えるものです。
そもそも、期待通りにいかなかったと、凹んでいる気持ちのときには、人は受動的な待ちのスタンスです。
相手がしてくれるのを待つとか、周りが変わるのを待つという、無意識に待っている状態だといえます。

⚫︎自分で変えられないと思っている
それは、自分で変えれないと感じているから、変わるのを願って待っている状態です。
そのため期待していたことが叶わなかったときに、その現実が変わらなかった、大きな落胆や失望を味わい。
中にはその辛さから、そんな期待していた自分を責めて、さらに落ち込んでしまう人も居るでしょう。真面目で優しい人ほど、期待することが間違っていたんだと、自分を責めてしまうかもしれません。
大切なことは、そんな待ちの姿勢での期待をしないようにして、攻めの姿勢での期待に切り替えることです。

⚫︎期待しないで行動する
だからと言って、むやみやたらに行動するのではなく、積極的な心理状態に自然と持って行くことです。
そうすれば、周りが変えてくれることを求めて、ただ待っているのではなく、自分で現実を変えようと取り組み、何事に対しても周りに期待しないで、自分で変えようとするでしょう。
待ちのスタンスで、望みが叶わずに凹むのではなく、攻めのスタンスで、さらに自分の望みを叶えようと行動できるのです。

★過度に期待しないための考え方★

⚫︎トラウマが欲求による期待を抱かせる
「欲求による期待」は、受動的な待つスタンスであり、相手から与えられることを待つものです。
この期待は、私たちが持っている本能や感情が起点となるものですから、ある種の執着と言われるもので、いわゆるトラウマ(心的外傷)もその原因の一つです。
それは何かしらの心の渇きや不足を感じており、その不足感を補えるかもしれないと期待する、とても衝動的な気持ちです。

⚫︎「欲求による期待」を減らすことが大切
「欲求による期待」を持っていると、あなたの心はとても感情に左右されやすく、強い期待感に支配され易いといえるでしょう。
特にこの欲求は、ストレスの影響も受けるので、日常で我慢している気持ちが大きいほど、衝動的な欲求も大きくなり、期待も高まってしまいます。
例えば、周りに気遣いや愛情を求める気持ちなどは、その典型的なものです。するとその期待が裏切られたときに、とても大きなショックを受け、苛立ち、落ち込んでしまうのです。
ですから、私たちに必要なことは、この「欲求による期待」を減らし、周りが変わることを期待しない、そんな生き方ができるようになる方法を見つけることです。

⚫︎心を成長させ「願望による期待」へ
マズローの欲求5段階説でも、「欲求による期待」の原因となる、下位の欲求が満たされていくと、私たちは自然とその次のステップに進むと言われています。
それが、尊厳欲求や自己実現欲求を満たそうとする段階であり、「願望による期待」を心に持ち、それを達成しようとする生き方です。
自分で積極的に行動して、より自分らしく在ろうとする欲求であり、それに伴う期待感です。
この期待は、自らの意志で現実を切り開こうとするものですから、周りが変わることや、与えてくれることを求めるのではありません。

⚫︎心が成長すると期待しない人になる
先に話した「欲求による期待」を持っていると、どうしても待ちのスタンスとなり、強い衝動や感情に振り回されて、同じような期待と落胆を繰り返し易くなります。
ですが、この「願望による期待」なら、いずれはそれを乗り越えて実現しようと、積極的な行動に出るため、凹んでもすぐに立ち直り前進できるのです。
人は「願望による期待」の段階に入ると、周囲に過度な欲求や期待をせず、自力で物事を成し遂げようとします。
そしてその良いサイクルが回りはじめ、願望を達成していくと、自然と自信が付いて成長していくのです。

⚫︎望み、願いを明らかにする
意識的に期待しないようにと心掛けると、素直な気持ちや感情に、蓋がされることになります。
それは見方を変えれば、その期待感こそが、あなた自身の本当の望みであり、素直な心の声であるということです。
ですからまずは、何かに期待している自分に気付いたら、何にを求め、何に期待しているのかを明確に言葉にしてみましょう。
例えば、「愛されることを求めている」「収入が上がることを求めている」「安心できる環境を求めている」など、自分が何を望んでいるのかを言葉にしてみるのです。

⚫︎自己承認で欲求を癒す
次は、その言葉をそのまま自分の心に語り掛けます。自己承認という心を癒すやり方です。
これは期待しない方法というよりも、どちらかと言えば、感情を癒して期待感を和らげる方法だといえるでしょう。
さらに、もし期待した通りに望みが叶わず、とてもガッカリとしたのなら、その落ち込みも言葉に変えて自己承認をしていきます。
そんな風に自分の感情を言語化して、改めて承認することで、私たちのトラウマや欲求は自然と癒され、次の自分らしく在ろうとする、自己実現の段階へと移行していくのです。

よく、コントロールできるものに集中しましょう!他人は変えられませんよ〜と聞きますね。
先日、Instagramに投稿しました「欲張らない」と今回の「期待しない」を合わせて習得すれば、楽に生きられるし、メンタルが安定すると教えてもらいました。
何か、参考になれば、幸いです。

お問い合わせ ご意見、ご感想等なんでもお聞かせください。励みになります(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)😍